「たまきはる福島基金」
(たまきはる福島基金)
一般社団法人ふくしま原発避難子供・若者支援機構の解散について(お知らせ)
皆様方には長年にわたり当基金の趣旨にご賛同頂き、ご支援いただきましたこと、心より感謝申し上げます。誠にありがとうございました。
関係町村長を理事として運営いたしておりました当基金は、この度1月16日の臨時社員総会で「解散」することが決議されました。
解散に及んだ経緯は、
@ 東日本大震災(2011.3.11)後まもなく、当基金は設立されましたが、昨年の8月22日をもって10
年を経過いたしました。
災害当時小学1年生だった子供も現在高校2年生になっております。
一定程度の住民は元の住宅に帰ることが出来ましたが、一部の町村では帰還できない地区もあります。まだまだ
支援しなければならない方々がいることは確かです。
一方で、避難した方々を支援するNPO団体や各種団体の多くは、概ね災害から5年を契機として各種事業から撤退
しています。会社のCSR事業としての位置づけの低下など様々な理由はありましょうが、ともあれこうした周囲の
状況も踏まえ、先日の社員総会では、当基金も10年を限度として解散することはやむを得ないとの方向が示され
ました。
A 解散するに当たり、当基金の保管している皆様方の支援金の残額(約700万円程度)につきましては、「一
般社団法人及び一般財団法人に関する法律」第239条に基づき、(残余財産は社員総会の決議により定める)こ
ととなっているため、関係町村に配分し、子供・若者たちが将来にわたり活用できるような図書を購入するよう
計画しております。
このような形で「解散」のご報告をしなければならないことは誠に残念ではありますが、今までご支援頂きまして心から感謝いたしております。
皆様方のご支援により実施した事業を通じ、福島県の子供たちが豊かな心を育み、今後も息の長い復興を進めてくれるものと信じております。。
![]() |
理事長 玄 侑 宗 久 ◎福島県三春町在住(福聚寺住職) ◎芥川賞作家 ◎東日本大震災復興構想会議委員 ◎福島県立医科大学経営審議会委員 |
〒960-8043
福島県福島市中町5-18
福島県林業会館
TEL.024-526-0522
FAX.024-526-0523
E-Mail: support@osyf.or.jp
----------------------------